男のトレラン記 ~信州戸隠編♡

9月27日 28日

天気 晴れ

メンバー ビバップ

クラブイエティトレラン隊長として、信州戸隠トレランレースに参加したので、ここに記す。

27日 大会前日

新宿から大会会場直通バスに7時間程揺られ、戸隠に到着。

戸隠はビバップお気に入りのパワースポット♥

ここにいるだけで神のエナジーに包まれているようなあたたかい気持ちになれる。

会場にて、選手受付を済ませ、中社にお参り。

戸隠蕎麦を食し、神のお告げ温泉へ。

日頃の疲れた心を癒し、筋肉痛でガチガチになった肉体をほぐす。

その後も喫茶店でケーキを食べたりとフラフラして、

民宿の夕食に少し遅れる。

感じの良い太った女将さんが「あら、おそかったわね」と笑顔で迎えてくれる。

夕食後、その女将さんに「林檎切ったから食べて」とノック無し部屋に入って来られる。(別にいいけど)

「明日は6時過ぎね。会場まで車で送ってあげるからね」と再三念を押される。(まあ、いいけど)

テレビのニュースで御嶽山のことを知る。

行方不明者の捜索も難航していると。

戦後最大の火山災害に胸を痛める。

そんな大会前夜であった。

 

 

大会当日。ビバップ隊長いざ決戦。

当日朝食時女将さんに「おはようございます」と挨拶すると、「6時過ぎね。会場まで車で送るからね」と言われる。

これで5,6回目になるだろうか。「ありがとうございます。本当助かります」とこの女将に応えるのは。

会場までの車中、「本当にびっくりしたわ。私も若い頃御嶽山へよく登ったのよ」と話されていてた。

丁度民宿の前もレースコースで「私、ここで立って待ってるからね。応援するからね」とのこと。

ビバップはレース中必死で走りながらも、心待ちに女将の姿を探したのだが、そこに応援してくれるはずの女将の姿はなく、永久の別れになるのであった。

会場に到着すると、トレラン大会独特の熱気に尻込みしてしまう。が、

ウォーミングアップのコーナーを仕切っていたヨガのお姉さんの姿についときめいてしまう。

トレラン隊長、全然気合いが入らないぼんやり状態。スタートのピストルが秋の空へ鳴り響く。

スタート地点で標高1300m。早くも息を切らすビバップ。ピンチビバップ! 負けるなビバップ!

コースは以下の通り。

戸隠スキー場スタート~瑪瑙山(約1700m)~怪無山(約1500m)~飯綱山登山道分岐点(18000m)がトップで、

飯綱スキー場~大谷湿原~宝光社~鏡池~随神門~戸隠牧場~更に瑪瑙山を経て戸隠スキー場へゴール。

41キロのロングコース。

秋の装いに色づいた戸隠。途中小鳥ケ池など歌人になった気分で佇んでいたいところであった。

未だ見ぬ運命の人と愛を語らいないがら(妄想中)

ジャックナイフのようにそびえる戸隠山の岩壁には自然の驚異を感じせられた。

31キロ過ぎ、息も絶え絶え、前に進むのがやっとの状態。

頭のなかで、日本を代表するロックバンドエックスジャパンの美しいバラードが流れる。

♪ もうひとりで歩けない。時の風が強すぎて♪ フォエバーラブ♥

ボーカルのトシが12年間もの間、あるカルト教団に洗脳され続けていたのが話題になっている。

とある山岳グループに洗脳されつつあるビバップも彼の痛みがよくわかる。

そんなこんなで、ビバップ、無事完走!

記録は以下の通り。

6時間27分40秒

総合順位第63位(約380名中)

と一応こんな感じだが、男のトレラン道とは、他者といかに競うかではなく、

己自身いかに自然と向き合うか。即ち、

俺 VS トレイル の世界である。

ビバップの戦いはまだまだ続くのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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    いまはまだ無い・・・

2 thoughts on “男のトレラン記 ~信州戸隠編♡

  1. 初投稿おめでと〜
    なぜか女将への憎悪を感じるな…(笑)

    隊長、会のみんなを巻き込んでトレラン山行計画して下さい。

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