年越し八ヶ岳 1
2013年 12月31日~2014年 1月1日
初日(31日) ナッツ単独 記 ナッツ
ほどほどの風とガス
舟山十字路(8;00)~青ナギ(11;00)~阿弥陀岳(13;00)~行者小屋(14;00)
みなさん明けおめ!ナッツっす!
そうです。 バーチ隊長や姉さん(賊)のみやま詣での誘いを愛想笑いをしながら断って僕は年末の31日の朝、舟山十字路にいました(^~^;へへへ
だって、だってだってだってなんだも~ん!
え~、計画としましては冬季阿弥陀南稜をこなすことはこの冬の必須項目でしたのでここは決めてました!!!そこへ山友達からの誘いがあり大いに悩んだ、、、、
悩んだ結果、なら31日に行者小屋で合流して年越ししましょう!そして翌元旦は皆で天気次第で行動しよう!つ~事になったのでした。
ではスタート。
朝7;30ぐらいに友達に電話、「あけおめ~(あけてない)、今舟山十字路!小屋に14;00ぐらいには着く予定だからよろしくね~!」今思えばちょっとなめてたのかも、
そんなこんなで歩きだす(8;00)。このルートは皆さん知ってるとうり秋に歩いてるんすよね、ってこの日の為の下見だったんすけどね。
その時の印象は全然大したこと無くて拍子抜けだったんですが、これが雪がついたり凍ったりしたらそれなりに手こずるんだろうなと思ってました。
で、テクテク雪道を歩く。
歩くこと1時間ぐらいで旭小屋につく。旭小屋は廃屋みたいなもんで雨風は何とか凌げそうだがまぁ~泊まるような所ではないな(^~^; そこでしばし休憩する。 外は雪がちらちら降っとる。
そん次は小屋の左手奥に進み尾根にとりつく。ここが南稜の末端って事なのかな?
そこから立場岳までは登りっぱなし、ちょっと雪もついてるから何かだるい。
登りにも飽きたころにやっと立場岳についた(汗) 付近にツエルト1張。
「大分ゆとりの山行やね~」 と思いながらあまり休憩も取らずに歩き始める。
ここからはだるい登りはないなー、その半面雪の量は少しだけ増えてきた。
やっと雪山に来た感じがしてきたぞ(^~^)!!
で、青ナギ! いっきに視界が開けた! わおォー(#-#) あら良い景色だわ!
ここで装備一式を着ける。(ヘルメット、アイゼン、ハーネス、ピッケル)
そして時計を見る、、、、11;00 行者小屋14;00着予定、
ちょっときびしいかな~(--;
ま、あせらず急ごう!
青ナギを慎重にわたりその後、急登を登って無名峰につく。
ここからが本番だ。あまり視界が良くなく遠くまで見渡せないがここからほぼ北に伸びている岩稜帯の尾根をたどって行けば阿弥陀岳山頂だす。
ちなみに何となくトレースはあるが前にも後ろにも誰もいな~い。
ちょっと心細いけどいいね(^~^)!!!
まずP1、P2あたりは大体左巻きで交わしながらすすむ、途中雪屁もあった。
でP2を超えた辺りでぐわっと左上してその後、広河原沢がわに少し落ち込みながら進む。
するとP3のガリー。南稜の核心のルンゼの基部についた。
ルンゼ内は雪がまんべんなく付いてて所々岩や氷がこんにちは!してる。
草付きもあるがもちろん凍ってるのでホールドになりそうもない(泣)
なもんで前ヅメとピッケル(1本)で2ピッチ分ぐらいよじよじで結構しびれました(心も体も)。
ここはダブルアックスだと楽でしたね(^~^;はは
そして核心を抜けるころには脹脛がぴくぴくしておりましたよ(汗)
そのあとは多少の雪の付いてる岩場を右や左に少し登ってなだらかな斜面に出たら阿弥陀岳山頂でした!
何とかやったよ~! 、、、13;00(--; 行者小屋14;00予定
ちと遅れるなこれは、
景色はガスガスでびゅーびゅーだし、人いないしでさっさと中岳のコルにむけて降りることにする。ここの下りもちょっと急でいやらしかった。
中岳のコル 13;30、、
中岳沢は雪崩たりする事があるみたいなので文三郎から行者に入ろうと思ってたんですが、中岳沢まだ雪もそんなに溜まってないしトレースもしっかり付いてるので悩んだ結果こっちから下ることにしやした。そうすれば予定時間でつけそうだしね(^-^)!
実際早かったし、しかも楽で楽しかったっす。
ほっとしながらテン場をてくてくキョロキョロ(・_・) 友達どこかな~?
あっ!いた! つー事で初日は無事に終わり言うまでもなくその夜は友達と呑んだくれて2013年が終わっていったのでした。
元旦につづく
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