みやま詣で
2012年12月30日 ~ 2013年1月1日
天気:ど雨、晴れのち曇り、晴れ
メンバー:だーよめん、ばーち
記:ばーち
今年の年末年始は、スケジュールが丁度良いというか
中途半端というか微妙な感じなんで、お近くのお山へ。
毎年なんだかんだで、お年賀のご挨拶にはいっているが、
小屋での年越しはないので、参加してみることにした。
(30日) 大滝橋(12:50)~ 一軒屋避難小屋(14:05) ~ 畦ヶ丸避難小屋(16:00)
(31日) 畦ヶ丸避難小屋(6:30) ~ 畦ヶ丸(6:40) ~ 西丹沢自然教室(8:55) ~
檜洞丸(12:30) ~ 臼ヶ岳(14:45) ~ 蛭ヶ岳(16:30) ~ みやま山荘(18:20)
(1日) みやま山荘(10:00ごろ) ~ 堂平(12:00ごろ)
最初の計画は、菰釣避難小屋泊のみやま山荘をかなりのどんぶりっぷりの時間計算で
計画していたのだが、改めて計算してみると、行動時間が13時間ごえになっていた。
う~ん、これでは会長、だーよめんの3人ではキツイかな?と思い、これをプランCとして
犬越避難小屋泊(7時間くらい)をプランA、畦ヶ丸避難小屋泊(10時間くらい)をブランB
にして計画を立ててみる。
28日に会長は、30日まで仕事となったらしいので、31日に単独で上がるとのこと。
二人になったので、だーよめんに決定権を与える。
とりあえず、13時間菰釣山は即時否決となりました。
「うーん、7時間じゃぁものたんないねぇ~」とぬかしおったので、畦ヶ丸コースに決定。
30日は、諸事情でスタートが遅くのんびりと出発。
バスでうつらうつらで寝ぼけまなこでバスを降りると、だばだばと雨が。また雨だよ。
さっさと合羽を着て出発する。
東海自然歩道となっているこの道は、よく整備されて歩きやすい。
が、ただそれだけ。この辺は、他に特徴はない。雨でなければ違うのだろうか?
雨の中の休憩所として、ありがたかったこの避難小屋。
とてもきれいにされているようだが、あまり使われていないのか、すこしカビ臭かった。
確かに、泊まるには中途半端な距離だし、トイレ無いし。
計画では、2時間で着く予定の畦ヶ丸避難小屋。どうも時間が過ぎてもぜんぜん付かない。
小屋に付いて分かったよ。一軒屋避難小屋から大滝峠上の時間(50分)を計算していなかった。
だーよめんからぶつぶつと苦情。誤差のうちだよこんなもんはさ!!
小屋は、非常にきれいで今日は誰もいない。この時間に人がいなければ、今日は貸し切りだろう。
うーん、ナイス!
雨で荷物もだばだばになったので、干す。立派なストーブがあるので、点火を試みるがへたくそなんで、全く燃え上がらない。小屋が煙るだけ。涙で前が見えない。コンロでいいや。
今回は、食糧計画もかなりいい加減で、年末に大掃除した際に、発見した食べ残しシリーズ。
あと、お土産に貰ったかまぼこ6個だけ。酒のつまみがこれしかない!!!
しょうがないので、食べ残しシリーズ第一弾の米粉みたいになったアルファ米のチーズピラフを
つまみに大事に食べて、食べ残しシリーズ第二弾の賞味期限ぎりぎりのどんべいリフィルで
閉める。 後は、やることないので、ひたすら呑むだけ。
お年賀用と宴会用にと持ってきたけど、暇なんで5合くらい呑んじまったよ!
8時くらいに就寝となりましたが、雨はじゃんじゃか降っておりました。
夜中、わたしのいびきがうるさくて眠れなかったダーヨメンは発狂してました。
酔っぱらって寝るが勝ちですYo!
31日
ダーヨメンは、寝れなかったらしくなかなか起きない。30分寝坊。まぁ良い。
もぞもぞだらだら、朝から残り物第三弾の香るグリーンカレー(これはまとも)、
来る途中で買ったグリーンカレー(異常に辛い)を飲み込む。
(ウガ○ダさんの名言ではないが、辛くて噛めないだよ、味わってる場合ではない)
今日の工程は長いのに、6:30に出発になりました。単純でも16:30だな到着はさ。
だーよめんは、時間の概念がないのか全く気にしてない。あ、気づいてない。
天気は、雨上がりですっきりしている。荷物は濡れたまま。
西丹沢自然教室までの道は、部分々で崩落していてわかりずらい箇所があるが、
沢づたいで中々良いとこ。
ぷらぷらと歩いて、西丹沢自然教室に到着。なんか結構歩いていた感じがするな。
(でもほぼコースタイムだった)
つつじ新道から、檜洞丸へ。ここで、ダーヨメンへたる。
「コースを変えて、ショートカットして行こう!」となんか言い出す。
地図の概念をもたない女。それがダーヨメン!
地図を見せても、現実逃避なのか見かたが解らないのか、見ようとしない。
アナタドコアルイテイルカシッテマスカ?
「とりあえず行こう!」と、さっさと行こうぜ!がばれない様にオブラートに包んで、
ダーヨメンを励ます。
檜洞からの下りは、ずぐずぐのぐちょぐちょで滑る。そんで所々は、ほんとに凍結で滑る。
ダーヨメンがキレだすが、聞こえない距離を保ちながら先を行く。
臼ヶ岳の登りも、所々が凍結している。振り返ると、ダーヨメン直登。
凍ってないところを歩くと、そうなるなしい。あんた、へばってなかったけ?
臼ヶ岳から、蛭ヶ岳~丹沢山を見る。
「あんな遠いいの?!?!?!?!?!?!?!?」とダーヨメン、またキレる。
そんな遠くないよと、気休めを言って出発。
歩きながらぶつくさ言っているが、「お!富士山きれいだね」と指さすと、
テンション上がる、簡単なダーヨメン。
蛭ヶ岳に16:30着。少し休憩する。
「もうここでいいじゃんか!ここ泊まろう!!」とダーヨメンがだだをこねだす。
いや、ここに泊まるのはまずいでしょうよ。うちらはさ、さすがに。
ヘッ電の準備をして出発。
なぜか、ダーヨメンが回復している。富士山効果か?
でも、すぐにぶつぶつ言い出す。聞こえない距離を保ち歩く。
鬼ヶ岩の頭あたりで、暗くなる。
東の方向を見ると、すんげぇ夜景が!これはなかなかのものですね。
この時間にこんなとこ、中々歩かないしね。
歩いていると、ヘッ電の光で鹿の目が光る。すげぇ見られてる。しかも沢山!!
看板の距離表示にまで、難癖つけ始めるダーヨメン。
しまいには、丹沢山とみやま山荘どっちが近い?と謎な質問し始める。
ガンバレダーヨメンゴールハモウスグダ!
18:20みやま山荘到着。明るく暖かい場所。もう歩かなくていいんだよダーヨメン!
よく頑張りました。
着くと、すでに出来上がっている方々。端っこでビールを開ける。
見るとダーヨメン放心状態。そんで、見上げると会長、会長も放心状態。
聞くと、ヤビツから来たそうで、久々にツカレタとのこと。
その後、軽く宴会して就寝。昨日に酒を呑んでしまい、今日の酒があまり無く、
酔っぱらえなかったので、寝れない。諦めました。ダーヨメンの寝るのに失敗したらしく、
夜中にうろうろ。しょうがないので寝袋を貸す。即寝じゃんか!
1日
長い夜は明けて、みなさんでお餅を焼いて、お正月。
みなさんと、わいわいがやがや新年会。
いやぁ~、ほんとに笑いました。
涸沢で○○○とか、あそこのテントは○○○だからピーとか、あれをピーとか、
絶対にかけない内容がてんこ盛りでした。笑いました。新年おめでたいね。
帰りは、のんびりと帰りました。
お疲れさまでした!!
似たおはなし:
- いまはまだ無い・・・