奥穂南陵

日時:5月31日~6月1日

天気:ありえないほどの快晴
メンバー:ナッツ、すこ、ズッキー
記:ズッキー

 

さてさて、ここ2年ほどYETIのベースとなっている岳沢キャンプ。

去年は同じメンバーでコブ尾根をやり。
ナッツ、すこの両名は扇沢側からややこしく南陵を詰める「南陵もどきYETIルート」を開拓し、その後さらに落石びゅんびゅんの扇沢をややこしく詰め、ややこしく下降するという離れ業をやり…。

すこ隊長曰く「今年はちゃんしたと南陵やろう」

との一声により?

かのウォルター・ウェストンと上条嘉門次の初登ルートに決定。

当日朝方、いつものごとく氷結風穴の里で仮眠後、タクって上高地イン。
タクの運ちゃんによると、なんとまあ上高地は翌日「ウェストン祭」だそうな。

ウェストン祭開催日にウェストン初登の南陵とはオツですな。

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ナッツさんと、ザ・上高地な背景

快晴の下、この日はのんびり岳沢まで。

なんだかんだ、もぞもぞしながら歩いて岳沢まで何故か3時間も掛かる。

暑いし、重いし。

 

トイレ前にテント張って、素敵な匂いを嗅ぎながらまずはビール1杯。

 

関西から来ていた2人パーティさんとテラスで一緒になる。

明日のコブ尾根の取付きの偵察へ行くとのこと。

ナッツ「ウチらもボチボチ偵察でも行きますか〜」
すこ隊長「オレはそういうのいいや」
・・・・・・。
・・・・・・。

 

取付とトリコニー

嫌々オーラで取付とトリコニー偵察

すこ隊長「あそこだっぺ」

ナッツ「んだんだ」

ズッキー「さて帰っぺ」

3人「んだんだ」

午前中でこの日の任務終了。

 

というのも今回はなんと

 

 

あらかじめ麓で山菜を購入!

 

 

ええ。

ええ。

ウドとたらの芽を用意しましたよ。

でもってナッツ氏が用意した
ナッツ氏曰く「プロ仕様」のサラダ油(600ml)と小麦粉で山菜の天ぷらパーティー(昼飯)
すこ隊長「・・・・・・プロが600mlの油なんか使うか?」
ナッツ「いや、揚げる音がプロなんすよ!」
すこ隊長、ズッキー「・・・・・・・・ふ〜ん。」
・・・・・・。

とにかくもう、すこ隊長が昼過ぎからパチパチ天ぷらを揚げる。

やっぱ揚げたてだね〜。

なんかもうカニカマとかも揚げちゃう。

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それはそれは、女子部がイラっとするほど美味でございましたお。

もう、昼から呑み続け、夕飯はすき焼き食って、21時頃ようやく就寝。

 

二日目

3時起床。

飯食って4時発の予定が4時30分発。
やっぱり遅れるね。

先にガイドさんの3人パーティが

先にガイドさんの3人パーティが

 

5:00取付くと同時に、すこ、ナッツの両名がう○こを投下。

 

取付きのルンゼ

取付きの小滝?

下部は明瞭なルンゼをひたすら詰めまする。

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雪壁、草つき、ハイマツをとっかえひっかえ登る。

途中、先行していた外国人ガイドのパーティは滝沢側の尾根に上がり
我々はルンゼを詰めたんで、ここで追い抜く。

7時過ぎ、ようやくトリコニー下部に到着。

トリコニー1峰の下部あたり?

トリコニー1峰の下部あたり?

もう直射日光が凄まじい。
すこ隊長はテントにサングラスを忘れ、途中ズッキーのサングラスを奪いにかかる。

ズッキー必死で拒む。

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難なく登るナッツ

途中、滝沢側に回り込んだあたりはハイマツクライミング。
松ヤニまみれ。

それにしてもハイマツ掴んで、踏んで、ごめんなさい。
ハイマツ大先生である。

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1峰のチム兄

トリコニー1峰をナッツ氏にサクッと登って頂き、私のリクエストでロープを出してもらう。

ズッキーさんナッツと同じムーブで行こうとするも、変な体勢で行き詰まり落ちかける。(本当はちゃんと上を見ればホールドあるから難なく行ける)

ナッツのムーブは常識では通用しないので真似をしたらダメである。
もうこの辺からズッキーさんが「ぱぴーー」ってなる。

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1峰通過中の後続パーチー

腐った雪のリッジやら、雪壁やら。

気持ち悪い腐れ雪のトラバース

土下座ではない

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朝日と青空が最高なのだ

トリコニー過ぎてロープ外す。
後半は、雪壁、岩稜を2~3回繰り返し。

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腐れ雪のトラバース

 

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逃げない鳥さん

10時頃 ようやく南陵の頭に到着。

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奥穂のピークに誘われながらも、誰も行く気無し!

持ってきたコーラを3人で飲む。まいう〜。

 

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なんか出しながらコーラなナッツさん

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前ホ

ジャン

ジャン

北ホ・槍

北ホ・槍

2~30分して後続のパーチーもやってきてご挨拶。

我々はとっとと岳沢側に下山しやす。

覚悟はしてたものの、吊り尾根の雪の状態が最悪。

気持ち悪〜いトラバースやクライムダウンに終始する。

 

最低コルを通過したあたりで、以前隊長とナッツ氏が二人で下山した
滝沢と前穂高沢の間の、大滝下に出る素敵な沢への下降点を探す。

 

すこ隊長「この沢だっぺ」
ナッツ「んだんだ間違いねっぺ」

 

・・・・・・。

 

ズッキー「ナッツ君この沢は本当に間違いないのかね?」

 

ナッツ「間違いないっすよ〜☆やだな〜、ぐへへへへ」

 

斜度キツいし、雪ヤバいのでほぼ全編クライムダウン。
斜度若干緩むとちょっと歩く。

ひたすら下りる

ひたすら下りる

隊長とナッツは私を置いてガンガン下る。

 

息も絶え絶え二人に追いつくと、

 

 

そこは

 

 

大滝の真上でしたとさ・・・・

 

 

 

 

一瞬ブラックズッキーが現れて二人をコロすリストに追加する。

 

 

しかし、二人は先に支点を発見。懸垂の準備をしていてくれたので、リストは消しておく。

正直、腐れ雪壁のクライムダウンに辟易だったので、懸垂の方が楽でした。

テント着が15時過ぎ。

疲れたんでゆっくりビール呑みながら撤収。

上高地に18時過ぎ着。売店も全部終わってるわさ〜。

だもんで、さわんどで飯食って風呂入って帰路へ。
隊長は雪目にやられ、車中ずっと仏陀のごとく目を閉じている。

いや〜、やっぱり移動含め2日だとセワしないわさ〜。
みなさまお疲れさまでした〜

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